山の空気
うっそうと茂る並木道をバスに乗って目的地まで行くと
そこには沖縄本島が一望できる高台が有った。

25度前後と気温も上がり、
春用のブレザーでも汗ばむ程の陽気だった。

あの時、涼しい風が吹いて名も知らぬ草花がふわふわ揺れていた。
あー気持のいい風だわ、思いっきり背伸びをした。

沖縄にも山が有る事を今更知って小鳥のさえずりを聞けば
清々しい気持になる。

まだ足の指が少し痛むので長い距離は歩かずに、
2時間位で住まいに戻って来た。

途中で公民館に寄ろうと思ったが後日に行こう。
夕方に買物に行けば雷が鳴ってざざーっと本降りの雨が降る。

その雨も直ぐに止み、買物袋を提げて再び住まいに帰って来た。
主人は自転車でずぶ濡れになって帰宅する。

主人の話を聞くと疲れてしまう。
そういう時は何を言われても無言でいる方が無難な事を
よく判っている。

そして時が過ぎれば機嫌が良くなる事も判っているので、
黙々と裁縫したり家事をしている。

男の人はプライドが高いので誉めて、
手綱を引いたり緩めたりが中々難しい。

編集 sakura1205 : morimoriシュウさん、コメントを頂き、有り難うございます。本土はまだ寒いですね。
編集 morimoriシュウ : 暖かな日和だね?こちら まだちょっぴり寒さが感じます。