一瞬の青空 
曇り空の今朝、寝坊して6時半起床。
梅雨の天気は気まぐれで急に青空が顔を出す。

富士山頂はほんの僅かに雪を残し、
中腹に白い雲が浮かんで全体の姿は見えない。

それでも、高気圧が張り出してきたのか、
僅かな時間だけでも太陽の光をいっぱいに浴びられ、
とても嬉しい。

この頃は、小鳥達のさえずりを聞く事が出来て、
小鳥の声で目覚めるなんて気持も爽やかになる。

ちっちちっちとうるさく鳴くのは雀、
くっくくっくと鳴くのは白鷺、
きいきい大きな声で鳴くのはカモメ。

雀はこれから卵を産む時期と人に聞いた。
白鷺は「サギ山」で繁殖するらしい。

カモメは、いつでも海に潜ったり、
空を飛んだり、ふっくらして可愛い。

でも、カモメが1羽はぐれて電車の後を追う様な光景は、
誰かを追うようで可愛そうな気がする。

やがて数匹のカモメ達が頭上を飛んでいった。
その中にはぐれたカモメが混じっているかも。

私も、はぐれカモメになるかも知れない。
はぐれても後で必ず群れに入って一緒に空を飛びたい。

誰だって先の事など判りはしない。
それでも明日を信じて歩いて行きたい。