水無月 
上空に寒気を伴う不安定な天気の今朝、5時起床。
その頃はぽつぽつ小雨が降っていた。

午前7時過ぎに可燃ごみを出す為、表通りに行った途端
曇り空がぱっと明るくなり太陽が顔を出す。

自宅に戻る途中、ざぶざぶと流れる川沿いを散歩して
辺りの草花を探していたら名もしらぬ白い花が眼についた。

青草の隙間には紫色のスミレが日の当らぬ場所に
ひっそりと咲いていた。

今春は寒かったので春からずっと咲いていたのかも知れない。
一年待って地上に花を咲かせたスミレはコンクリートの隙間からも、
はい出て自分の姿を見せる忍耐強い花だと思う。

桜のような華やかさはなく、
目立たぬように咲くスミレの紫色は品がよく美しい。

梅雨に入る前の一週間予報は晴れ続きでとても嬉しい。
今日から6月に入り一年で最も夜が短くて早起きをし、
寝不足になりやすい。

6月の別名を水無月というが、水無月の「無」は「の」と言う意味の連体助詞
「な」であり、「水の月」であるとする説等がある。

梅雨の前の貴重な晴れの日を有効に使いたい。
そろそろ衣替えを少しずつ始めて洗濯やお掃除に時間をかけている。