茶詰めの儀
江戸城から駿府城に隠居した徳川家康は、秋に美味しいお茶を飲む為に
新茶の時期に摘まれた茶葉を夏でも冷涼な南アルプスの麓、

井川大日峠に設けた茶壷屋敷の蔵に貯蔵させていた。
少しでも美味しいお茶を飲みたいという家康公の要望に応えて

茶壷に入れられたお茶を山深くの蔵に貯蔵されていた。そして
秋が深まる頃、お茶屋敷から蔵出しゝ、
お茶壷道中行列によって駿府城まで届けられ、

家康公に献上された故事にならい、往時をしのぶ道中行列を再現して、
家康公の墓所のあった久能山東照宮までお茶壷を届けるとの事。

藤枝市では、樹齢3百年のお茶の木に98才のお爺ちゃんが梯子で登り、
茶摘みをしている姿をテレビで見て立派だと感心する。

県内では様々な催しものが行われている。
今日は、日中晴れて暖かいと思っていたけれど、
買物から帰る夕方頃から涼しい風が吹いている。