南の海色
数日前に沖縄の海をじっと見つめていた。
海のずっと奥は本土と同じ色の濃ブルー、

中間に白い大きな波が盛り上がっていた。
その白い波の下にはサンゴ礁がある。

そして砂浜に近寄れば、黄ばんだ砂がサンゴ礁の傍迄続き、
波打ち際からずっと海の色が明るい綺麗な青色だった。

海が明るい青さに見えたのは、砂の色が違っていたからと、
私なりに思った。

♪ああ 私の恋は南の風に 乗って走るわ 
ああ 青い風切って 走れ あの島へ
貴方と逢うたびに 全てを忘れてしまうの。。。。。

昔、流行った「青いさんご礁」を小さな声で口ずさんだ。
生憎の曇りや小雨続きで、晴れたら海はもっと
美しかったと残念に思う。

海は沖縄だけではなく、日本中どこでも青く澄んで
心まで洗われて一点の曇りもない純な気持ちになれる。

何時か晴れた日にもう一度、海に行ってみたい。
沖縄滞在も残り僅かになってしまい、晴れの日は少ない為、
海まで行けるか如何か判らないけれど。