「立ち話」
<<スペイン>>--バレンシア--


午後の街角で、のんびりと語り合う初老の男女二人。

彼等は人通りの少ない歩道で、何を語り合っているのだろうか。

誰にも邪魔されずに、ゆっくりと時の流れるまま、談笑する姿は、見ている方も長閑な気持ちになる。

背景のお店にも人影は無く、立派なお店だが一体何を売る店なのか分からない。

小さな看板には、ユーロ・グッズと有るが、どんな物を売っているのか、覗いて見たい気持ちになる。

バスの車窓から撮った一枚だが、映画の一シーンにでもしたい雰囲気である。

さてこれから我々は、山岳に栄える街、クェンカヘと向かうのである。