別サイトアップ:シリーズ「日本の奇才」西日本・北海道編(2004. 2.21、新世界・BRIDGE)、メルマガも
相変わらず、Folklore (Nelly Furtado) を聴いてて、レコードコレクターだったかにも載ってて(4人くらいが批評して点数つけてるやつ)おお、と思う。e.s.t. も(別の雑誌か)ジャズの特集でちゃんと触れてたし。

そう、天王寺の美術館にも行ったのだった。もっと激しく混んでるかと思ってたが、それほどひどくはなく、独立して置いてる分は一人でみれる程度。おばちゃんたちのパワー、というよりみつめる目はこわくて、でもバーゲンでの殺気立ち具合とはまた違う。あたりまえか。
作品は、きらきらのもあればいまいちのも多くて、とかげがからまってるのとか珍しげなものもあるけど質は京都駅のに負けてると思う。大きな流れとしては各種色付宝石群の中にダイヤモンドが埋め込まれてるのからはじまって、そういえばポルトガルの植民地だったブラジルで鉱山がみつかってから本格的に、ってことだけどティアラは初期からきらきらしてたし、やっぱり真珠をアクセントに、ってのもかなり見受けられたし、アール・デコはいまいち宝飾の分野でははっきりしてないようだけど、アール・ヌーヴォーはあのかろやかな草系うねりがダイヤモンドを支える、例えばブレスレットに特徴的に表われていて、今の目からみても抜群のデザイン・センスを持ってたことがよくわかった。どうもそれ以降の作品ってもっちゃりしているのだよ。ラリックは確かに偉かった。