月曜日に illusions (いいむろなおき(マイム)×上田假奈代(朗読))をみて、やっと一段落。ふぅ。風邪も治ったっぽい。

Beginners Guide to Arabia の 2枚めを聴き始める。なんだかアジアの歌謡曲っぽく聴こえたり、ときにアフリカっぽく聴こえたりもして、ヨーロッパ中心部だけ変化していっててそれ以外の地域はアジアもヨーロッパもアフリカもあんまり変わんないんじゃないのか日本の古語の残り方のように、とトルコ三大文明展と併せて考える。

イッセー尾形の翌日にパントマイムを観るとどう感じるか、をサブテーマ(…サブテーマ…)に据えていたのだけれど、準備の動作の段階から。身体の柔らかさは普通のバレリーナを越えてそうなくらい脚を後ろに高く挙げてたし、しなやかさは骨までも一緒にカーブしてるかのよう。そして本番では、日本人の得意技の一つと私が勝手によんでいる空気を捉える雰囲気、イメージを限定するのではなく解き放つ表現に感じる。
そして上田假奈代、自作の詩ではない作品を朗読するのはひょっとして初めてかも、と思うのだが、んー、前日の夜 3時まで読んでた私の感じ方、とは違ううけとりかたと雰囲気を持って朗読しつつ、語りつつ、また朗読しつつ、そんな空気に包まれて、なんだかふしぎなきもちになる。彼女の心の中が、すうっとそのまま広がって、やや落とされた照明と暗闇に、そしてここちよい。とても。うつらうつら。ふっ。ウッドベースとギター、そして親指ピアノやビニールパイプや何やかやで音を出してる人がまた面白くて、彼女の声に、何倍にも膨らませたり時に反発したり、そして共鳴したり。
これは 4月から毎週行かないといけなくなりそうな予感。

ノラ・ジョーンズの新譜を試聴してみる。……反則技である。カサンドラ・ウィルソンかと紛うような曲に、えらいうまくなったかのような唄。お金かかってる。で、困ったことにタイトル通り気持ちよくリラックスできる音になってて。
で、リッキー・リー・ジョーンズも聴いてみる。深い声、してる。もうマガジンの軽さじゃない。
あと、ファドじゃなくてポルトガル出身カナダ人の 2nd で買いかけたのも聴く。汎ヨーロッパにしてアフリカで…って買うしかないのか? 声がいまいちなんだけど。。

いかん。さっきから頭いたいー、と思ってたら 37.0 度だし。はやく寝よ。