Asa さんの 卒業写真 を聴いていて、それが昔の自分の分身、アニマであることに気づき、愕然とする。
「あなたは 私の 青春そのもの」
そりゃそうだ。

「人ごみに流されて 変わってゆく私を
 あなたは時々 遠くで 叱って」

いつだって、私自身が私に対する最大の critic であること、忘れてた。

昔の私が、今の私をみて、なにを言うか。


フリーダ・カーロ、観ました。
でも、他の画家が、すいこまれそうに好くて。
フリーダ・カーロ、嫌いな人ほど、タイトルを無視して行くべきでしょう。
7人のアーティスト、ほぼ同数ずつの作品群なこと。
そして何より、私がそうだから。


エミール・ガレ展、無理やり行きました。フットワーク、軽いんだか何だか第二弾。ガレって、1880年代にはすでに活躍してたんだ、とか、初期の透明感のある作風が、とか発見。しかし係員のせいで、機嫌よくみてたのに切れかける。何かというと例によってザウルスでメモをとっていたら、ダメといわれたこと。インクは出ない、と説明してもやっぱりダメ。ふう。想像するに、携帯で写真を撮ってるか、作品に(かなり近づいてはいたので)何かしているように見えたっぽい。しかし画面を見せても納得せず不可とは。
本当に殴りそうなほど切れかけたので、早々に帰…る前にご飯を食べる。ふう。

整理しておくと、まず、インクを使う筆記具は、作品を汚損する可能性があるので不可(万年筆だけでなくボールペンも、という美術館もあり)、写真撮影は、肖像権や著作権と同様の権利(印刷権だか頒布権だかいい始めるとややこしいのでごまかしてます)があるので不可、という美術館が一般的。
そこから、例えば、上野の国立西洋美では、常設展の館蔵品については撮影可、つまり所有者が有する権利のうち写真などの複製に伴なう部分をフリーにしていたり、多少のアレンジはあります。

たぶん、携帯で地図や雑誌の情報を盗み撮りして…ってのが問題になったりしてるので、その辺も含めて半端にしかわかってない係員に、不幸にもあたってしまったということなのだろうけど。

ダメと言われたのは初めて。
たまに学芸員の方が近づいてくることはありますが、メモをとってるだけということがわかると、にっこり微笑んでくれる…というのが毎度のパターンだっただけに。
まあ正式な美術館じゃないし。たぶん。