例の店へ行くと、また Sade をかけてくれている。嬉しい。こんなことで嬉しくなる自分にあきれるが、六甲おろしだらけな中、ほっと一息、嬉しいものはやっぱり嬉しい。

新着。
Double Famous Live in Japan
鯉が泳ぐ。畠山美由紀と中納良恵のデュエットまで。相変わらずいい仕事ぶり。
若林美智子 哀の調べ〜風の盆の里より
試聴後。名前はきいたことあり。胡弓な音色。

ライブにしてもそうだけど、客をみてるとその音楽がわかったような気になる。そして、好い音楽は好い人が聴いているものである。
先日の畠山美由紀なんて、男ばっかという予想に反し、女性 2人(又はそれ以上)組が多くて驚いた。若くて現代的におしゃれな方たちが中心で(…ってもう少しましな表現をすべきだけど)、でも年齢層はすうっと上まで広がっていて、なんだか洗練されたクラシックファンみたいな雰囲気で。おとなしく座って畠山美由紀をみつめていた。
といえば Bryan Ferry であって、3つ、5つ上の、御洒落な( おしゃれ ではない)お姉さん、お兄さん方が中心で、とても安心してくつろいだことを思い出す。

選曲にしてもそう。80s の Sade を(少なくともリアルタイムには)ご存知ないはずの方が Lovers Rock をかけていればその方は間違いなく素敵な人である。

…とこれはひねくれた自画自賛ではないのか?
…しかし泉谷しげるまで 2枚くらい持ってたりするからなぁ。

しかも内一枚のタイトルは「自画自賛」。

……
……

おあとが…にはしない。
もう一枚の CD、追憶のエイトビート の写真は、日大芸術学部写真学科出身でもある大塚寧々が撮っていること、知られてないのだろうか。
…まさか同姓同名の別人ってことはないよなぁ?

いや、写真がめちゃめちゃかっこよくて、一体誰が? とクレジットをみたら、
PHOTOGRAPHY: NENE OHTSUKA
と書いてあって、やっぱりこれって 大塚寧々 だよなぁ、と思ったのが 8年前くらい、という話。