月とFOIL
(2003 02/17 21:23↓)
ふ と見上げると、東の空に明るい満月。ぎょっとする。

ふと、月の下に、金泥をさっと刷毛で掃いたような雲が懸かる。
金色、というより温かい銅色に輝く月。
とても綺麗。

  * *

有効行数4行しか続かん。
実に久し振りに、夕方まで体がもつ。気分爽快! とまではいかないものの、本当にいつ以来だろう、tel 3本で over-flow することもなく、何もせずして over-heat して物を考える余地を失くすこともなく、帰社することができたのは。バリバリ薬を飲み続けただけのことはある。しかし咳が。あぶない。

FOILを買った。川内倫子、複線、枝別れ。しかし奈良美智の写真、躍動! に驚く。今回は、正直言って、川内倫子、アフガニスタンの現実に負けている。奈良美智は堂々と真っ向勝負していて、でも川内倫子、掬い損ねているようで、残念。
しかし竹井さん、これを1500円って、、相変わらず challenger である。でも、そんなことでポシャって欲しくないので、とてもとても支援の気持を込めて。

何をホザいたところで、実際に現地に赴いた人たちに、勝てるわけがないじゃないか。


(03.3.9加筆↓)
一点謝罪したいことが。
FOIL の川内倫子の写真、いまいち的発言を以前この揚でしているのですが、、
昨日改めて観てみたら、、

やっぱりスゴイ!

ゆるやかにとりまとめられた写真の流れは、そっと、心に、寄り添いささやく。

精神状態や体調によって印象が左右されてしまうことはある程度仕方のないことではあるのかもしれないが、たとえどのような精神状態や体調であっても、優れたものは優れていると観る冷静で適確な視線を持ちたいと、改めて思う。
仕事にしていなくても、仮に仕事だったとして要求されるであろうレベルの*110%、又は、自分で自分に求めるレベルの*60%、のうち高い方を最低ラインとしていこうと、戒めをこめて。何らかの作品について述べるときは。