藝術夜會(上田假奈代)
体調は戻ったのだが、体力がいまだ回復せず、まずは冬眠明けの熊のように食べて、急に寒くなってきたので予防を兼ねて緩めの風邪薬をバリバリ、といいつつちょこちょこアルコールが。
早く健康で文化的な生活に戻りたいと思う今日このごろ。
と、昨日は藝術夜會(上田假奈代)に出かけた。
まあ実に無理やりに仕事の段取りをつけて、OBP へ。
話の部分は、思ってたより朴訥とした語りかた。
いつの間にか市内に移り住み、以前の仕事を辞めて プロ の詩人になっていた。

人の死は、いつのときも、人の心を思索させるものだと思うけれど、それをきちんと正面から受け止めて、引き受けて、生きていくことは難しい。

ほろ酔いの白ワインの中で、恥をかくことを考え、寝転がり、衣擦れの音、ほのかなナフタリンの香に包まれる。
暗闇の部屋。大阪城を見おろす夜景。静かに、温かい心が揺れ動く。