惑星大集合を眺め、何故か Everything But The Girl の、Time After Time を聴く、そんな日。
辺見庸の、「もの食う人びと」を読んでいる。ソマリアまで来て、アイディード派の集会での場面で、たまらず「神よ、アフリカに祝福を」(沼沢均著)の序文を貪るように読む。
数ケ月前に見たテレビのソマリアは、空が青くて、土が土色で、明るい太陽に鮮やかだった。「国土2割を支配する政府軍は、反政府組織による攻撃に日々さらされている」というNHKの表現には笑ってしまった。
「UNOSOM2の後、事実上の無政府状態となり、各種NGOも安全が保障されないとして手を引き、勝手に『政府』を名乗る組織が3~5できていて、米国をはじめとする欧米諸国は(どのグループが今後優勢に立つかわからず)推移を見守っている(というより見て見ぬふりをしている)」という表現ができない報道機関のことなど、どうでもよくて。

辺見庸の気息には、息をひそめてしまう。

ZERO LANDMINE の web site は、いい加減更新されたのだろうか。1ケ月だか2ケ月だか経っても、収支報告さえされていなかったあのサイト、ちょっとのぞきに行ってみる。