2026年01月の記事


貴女と立ち話したい
ほら!

あの緋寒桜の花びらの下で
生真面目な貴女と

気怠いばかりの話題で有ってもいい,
立ち話をしたい。


幼い日教室で席を共にした同郷人の貴女と
気怠いばかりの仕草であってもいい。

例えば喫茶店で「これ、何ですかと、
咄嗟に聞いてしまった事で有ってもいい。

(コップが余りに綺麗だったから)
要は故郷を大切に思う故に。

生真面目な貴女と立ち話をしたい。
昨日、話の途中で居眠りをした友達の事でもいい。
要は土曜日を大切に過ごしたい為に。

今朝、好んで食べた野菜の事等
生真面目な貴女と話し合ってみたい。

今年は沖縄に来て、
誰とも立ち話をした事がない。

この一年間の自分を責めて,責めて、苦しんできた。
数年前と変わらず緋寒桜は美しい。

あの時の緋寒桜のように、
心から笑顔でお花見出来たらいいな。









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冬椿
小高い山の中腹を吹く冬の風は冷たい。

私は友達の仕事の都合で一人静かに、
木の椅子に腰をおろして、
風の音を聞いて居た。

伴侶は恋人と初詣に
派手なカリウシウエアを着て出かけた。

何も言わずに見送り、
好きな歌を聞いた後、
外に散歩に出かけた。

やがて風の音は耐え、
草木の香りもしない。

悲しい時は何時も両親に語りかける。
「私を守ってね!」

すると天国の父に「お前の態度が悪い!」
と言う。

母は「お前はお化粧もせず、Gパン、テイシャツの
ままで全くお洒落もしない、男性みたいだわ。」

人間は心の中で嫌っていると相手も嫌う。
喜怒哀楽の感情は、きっときっと、
母の胎内で育まれたに違いない。

南国とは言え、
夕暮れどきの風は再び冷たくなり、
ひゅーひゅーっと冬らしい空模様になる。

又両親を悲しませてしまった。
大粒の涙がぼろぼろ流れた。
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