小寒
二十四節季のひとつ小寒は、寒さが最も厳しくなる前とか、
寒さが加わる頃という意味で「寒の入り」の事である。

小寒後14日で大寒に入り、
大寒から14日後の節分迄が寒の内になる。

確か節分の翌日が、立春だっと思う。
暦の上の寒の内が実際には気温の最も低い時で
一年で最も気候の寒い季節になる。

桜並木を歩いていても風の冷たさが身に沁みて、
早足で歩いたら身体がぽかぽか温かくなってきた。

温暖な町といっても、海が近く山々が近いため、
風がとっても冷たい。
街中から来た人は、「ここは寒い。」必ず言う。

南側に大きな二世帯住宅が建つ前は、日当たりも良かったが、
日当たりが悪くなると寒く感じるもの。

樹木の枯れ枝は寒々と青葉一枚ついていない。
枯れ木ばかりの真冬に、紅梅、白梅がちらほら開花して
日増しに梅の花びらがいっぱい開く。

こんな些細な事が私にはとても嬉しい。