IXY DIGITAL(初代)
なんだか昔のコンパクトデジカメがちょこちょこ増えていってる中、なのについジャンク箱をのぞいてしまい4つも買ってしまった内の一つ。
いや、買うつもりはなかった。のに、電池が入ったままで、でも電源を入れても液晶が付かなかったのでなるほどそういうことか、と返した。
が、気になって他3つを確保した後でもう一度確認、電源を入れてからちょこちょこといじったら、お 液晶が付いた! リアルタイムに映像が! とそのままカウンターヘ。何気に初キヤノン。
伝票に200aと書いてあったのだが、本体にPC1001、?? すなわち初代IXY DIGITALだった。
で家に帰っていじってると、…電源落ちた。まだ1枚撮ったかどうか。ま例の汎用充電器へ。が、何枚も撮らない内にバッテリー切れ表示が出て落ちてしまう。バッテリー、アウトだったか…電池付の意味が…。rowa、より安い互換電池を見つけて何とか復帰。でも電源offでも結構電気食ってるような(旧電池入れてたら次電源入れたとき1枚も撮れない内に切れたし)。onでも公称85枚だし。

IXY DIGITALといえば中田英寿のCM、ついこの間のような気がしたが発売は2000年。
このフォルムは、別格。ずっしり詰まって(本体190g)メタルな角型。といえばTC-1なのだが、カーブの造り、異なる素材の複合、美しい。モノ、としての美しさがあって、当時売れ過ぎて品薄になったのもわかる。
機能は、マニュアルといってもホワイトバランスや露出補正をいじれるくらい(逆にオートでは露出補正さえできない、上に青いし、マニュアル・太陽光設定に)、ISOは100固定!、パノラマ撮影みたいなモードもあったが単に重ね合わせ用に前画像が端に出るだけでこんな1.5型のモニタでどう合わせるのかわからんが付属のソフトで合成できるのだろうたぶん。ちょっと暗いと白にダルマ模様の補助光が出る(分AFには少し時間が余計に)。
画像は、DIGIC前、IXY唯一の補色フィルタというだけあって、静かなおとなしさ。暗所の同一色は粒の揃った銀塩のような粒状感で好い。レンズも端はともかくちゃんと金かけてる。キヤノンらしい割り切りとセンス。

これは、ファッションである。