都合により再録。

http://www.faith-group.co.jp/cgi-local/bbs.cgi?book=chordiary
本当にトッド・ラングレンが好きなんだ。

いつも心の中に音楽は流れている。本は読まなくても。
でなきゃカラオケなんて誰も行かないし、ウォークマンなんか売れない。
いろんな形があるにすれ、歌追い人を引き合いに出すまでもなく、タワレコの合言葉? とは無関係に、いつも心の中に音楽は流れている。
三絃の誘惑(樋口覚著)を読んでいて、ルソーやらの影響を受けた思想家(…ですよね? たぶん)中江兆民が、実は義太夫が好きで、最晩年の書・一年有半の中で星亨の暗殺事件に触れつつその前後は義太夫鑑賞記になってたり、という話がでてくる。
文脈としては、兆民は西洋思想一辺倒の学者では全くなかった(29歳で東京外国語学校校長に就任したとき、西洋語以外に十八史略や史記を導入しようとして反対を受け数か月で辞職したエピソードが出てくる)、という流れなんだけどしかし。
言葉にならない哀しみを、唄いはじめ楽器を手にとりつまびきはじめ、流涙しつつ、という歌追い人の一場面。
きっと太古の昔から人はうたってたし今も 1000年後もきっと。
だからもしよかったら CD、聴いて欲しいな。
という話を人に伝えたいが例によって私の能力を超えてしまって何もできない。

エルミア・ド・ホーリィが晩年、落ち着こうとした地がイビザ島だった、ってのが心に響いてしまって。
Cafe del Mar はイビザにあって。

とまあこんなことを書き出したときは身体が弱ってるとき、と相場が決まってて。
シンディ・ローパーの聴き過ぎ、という説も。

いや明日は三味線の流派についての講義を受けるので本を読みだしたらこんな内容で。