bonbonniere mimori yusa piano solo(遊佐未森)
自然であることと、自然体でいることは違う。
自然である。
ブルーの、シンプルな光の中で。
楽しそう。弾いて、うたって。
スタッカートの利いたタンゴのような? '小さな喫茶店' なんて、指先でくるくる、って手品をしてちょっと得意顔、てな愉し気な猫、みたい。

ピアノもやめて、ひとり、うたう。
波が、寄せては返す。

うたうピアノ。

'夏草の線路' の演出が、今、の自然の中にしっとりと滲み広がる。