別サイトアップ:Def Tech (Def Tech)、モダニズム心斎橋(大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室)、
別サイトアップ:Def Tech (Def Tech)、モダニズム心斎橋(大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室)、日本人の帽子(樋口覚著)

春ってどうも気を狂わせるものがある。気がする。
一つの象徴が桜。
まだちらほら咲きの頃、朝、いつも通る道には幼稚園の桜の木が並んでいて、早くも散りはじめていた。はらはら。
でも、同じ処?
え、花一輪ごと? 花びら一枚一枚じゃなく?

見上げると、小鳥がとまっている。
花をひゅ、っとくわえると、ぱ、っと落としている。また。
こうして三秒ごとくらいに、同じところで、ひらひらと、一輪ごとに、散っていく。
そのときは、小鳥におもわず微笑んでしまった。

でも、狂ってるよね。そんな遊びかたはきっとおかしい。


だいたい、枯れ木みたいなところにいきなり咲き出して、散りはじめるともう葉桜で、ってこんな変化、激しすぎる。
人間じゃありえないし。
蝉か。

春のせいか、
花のせいか、
その変わり身に、
ついてけない。

花の色は うつりにけりな いたづらに
よく言ったものだ。
あの歌も、ついてけてない、し。

   *   *

タイトルの分では、モダニズム心斎橋はよかったけどとうに終わってる。日本人の帽子は例によっていいけど、樋口覚ではやっぱり三絃の誘惑か。で、
新着。
日本音楽がわかる本 千葉 優子
を読んでいる。挿絵も含めてわかりやすい。ただ、分類学に寄りすぎな気も。
千尋の闇〈上〉 ロバート ゴダード
SF はしばらくやめようと思ってたはずなのになー。
SOTOKOTO (ソトコト) 05月号 [雑誌]
アフリカ。

ほんとはこの本のことを考えてたはずなのに。
http://www.saiz.co.jp/search/cgi-bin/bookfind.cgi?cmd=d&kn0=4&ks0=4-88392-465-3&retpara=cmd_l-start_0-kn0_4-ks0_4-88392-465-3&yo=%82%E6
樋口一葉関連の本の中では、文句なしに素晴らしい。絵も内容も、おきゃん! な女の子の雰囲気にいきいき。なのにいまいち誰も取り上げてないのが不満で。やはり、樋口一葉のファンで "一葉女史の墓" を描き出回っている肖像画の全てを描いたといってもいい鏑木清方の、フリークな私が書くしかないのか。
立ち読みで読み切ったのに。
ちゃんちゃん。

春ってどうも気を狂わせるものがある。気がする。