別サイトアップ:世界報道写真展 2004(ハービス HALL)、江戸の見世物(川添裕著)、竹田の子守唄 名曲に隠された真
書いてみて初めてその重みに押し潰されそうになる。こともある。

しあわせの理由(グレッグ・イーガン著)読了。チャンさんの あなたの人生の物語 からの流れで買った。こういう流派が SF の中にできてたのは驚き。鼻につく部分がないといえばうそになるけど(そこを取り除くと SF でなくなったりするんだけど)、手法としての SF で小説を書いている。プロットが途中から散逸していったり。その意味ではチャンさんえらい。
現象より心を描く SF 。

それとみんな触れてないのは、芸術全般への造詣が深いこと。ピナ・バウシュとか、うわこれモリムラ読んだんとちゃうんとか、そしてこのうるおいかたは、ハード SF が過度に SF 的技に寄りかかってたのと対照的だ。と思う。たぶん。

このくらいの短篇集っていいなぁ。

ザウルス新型いじる。近々乗り換え。

世界報道写真展でいいたかったのは、それでもなお見なきゃ何にも知ることができないってこと。

江戸の見世物は、珍しく過度にあらすじを書いてしまった感があるけど、例えばその見世物の道具をつくってた職人さんの流れをくむ会社があってドリフの舞台装置をつくってるなんて読むとワクワク、しませんか?

竹田の子守唄は、藤田氏か森氏の著作、そのうたと元唄、は少なくとも通らないと理解し難いと思う。リンク先を全部たどればまぁ何とかなるかもしれないけど、2~3 時間かかりそう。でも現実だから。