ひきつづき小林秀雄。
MJQに行き損ね、引き続き「真贋」を読む日々。土器収集癖が高じて家中土器だらけになり、普通の器がノッペラボウの化け物面に見えてきた(!)とか。笑ってしまう。昔読んだ「美を求める心」が、彼の、如何に一面でしかなかったことか。
今は、とうとう平家物語を論じ出した。
あの、日本国語大辞典(全20巻)やら、漢和辞典やらの力を借りつつ。

・・・だって、
「琳派という名は悪い名である。」
なんて終わり方をされたら(「光悦と宗達」)、それこそ後味が悪くて先へ進まれへんやん。

侮り難し、小林秀雄。
(↑アタリマエダ!)