かなり機嫌悪いです。
脳の時計、ゲノムの時計(ロバート・ポラック、早川書房)という本を読んでいるのだが、全然前へ進まない。
時間の問題でなく、あまりに酷過ぎる訳文のせいだ。
例によって元の英文を想定しながら意味を掴む作業(これは読書でなく正に作業だ)に勤しんでいる。
まあ翻訳本ならよくあることではあるが、この本についてはあまりに酷い。
酷過ぎて何ページも読めないうちに、腹が立ち過ぎて切れそうになって止めてしまう。
このままだと、投げつけて何か壊すのも時間の問題だ。
あるいは本がボロボロになるか。
最後まで辿り着けずに、人生2度目(くらい)のごみ箱行きか。

だいたいなんで、やっと作った時間での読書でこんなに機嫌を悪くしなければいけないのか。

久しぶりにラマチャンドランを見て読む気になったのに。
生命誌の研究で有名な中村桂子氏、主張に100%納得しているわけではないが敬意は持っていたのに。
学生レベルの訳しかできない自分の娘に任すなよ。
読者の時間をどう思っているのか。
原著者に対して失礼すぎる。