2026年03月の記事


花の命
3月12日
夕焼が湿りがちな雲の間から、
申し訳なさそうに顔を出していた。

窓外のハイビスカスが風雨に耐えきれず、
うなだれている。

頑張らなければと力んで居たのに
身体中の力が抜けるのは何故だろう。

近所の犬の仕草に笑いがこみあげてきた。
昨日と変わらない今日だった。

私は先月中旬に病院に荷物を三個持って
遅刻すれすれに駈けこんだ。

数時間後に伴侶が来て「個室にして下さい。」
一日の料金が物凄く高い。

支払うのは私なので「明日から大部屋に
お願い致します。」部屋を変えて貰った。

検査済の身体は手術しかない。
二日目は午前中から手術が始まったが、

首に麻酔の注射をグッと奥まで何本も
打っていた。身体中の力が入って「痛い!」
小さな声が出てしまった。

時がどの位経ったのか、目覚めれば終わった
事を知り、安堵した。

今でも白いテープが6枚取れて居ない。
三週間経ったので昨日は大型店に
買物に行って来た。

一ケ月経つ迄はコーヒー、緑茶等飲んで居ない。
自宅に電話すると「良く頑張った!」
伴侶が誉めてくれた。

躑躅やハイビスカスが笑顔で
風に揺れ、心がほっこりする。

手術をしなければ半年の命と言われ、
神から頂いた命を大切に
感謝して生きてゆきたい。
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