2026年02月の記事


潮の香
いつも通る海辺の岩に腰をおろして、
いつものように波の音を聞いて居た。

何も考えないで眼を閉じて聞いて居た。
私の五感は全て耳に集まり、

碧い海は色を失い、
潮の香もしなくなった。

風の音も絶え、
ひたすら波の音だけを聞いて居た。

眼を見開いても何も見えない。
やがて夕暮れ時になれば
波の音がザザーザザーっと荒れて来る。

もう直ぐ母の命日がやってくる。
母はきっと何か怒っているのでしょう。

お墓参りも行かないで
自分の事ばかり考えている身勝手な私を、
怒っているのかも知れない。

喜怒哀楽の人間感情は、きっと
きっと母の胎内で育まれたのでしょう。

ごめんなさい!お母さん!
私は神様から一つ苦しみを貰ってしまったの。

今は其のことで頭がいっぱいよ。
どうか私を見守って下さい。

私は前向きに幸せになる為に頑張るだけ。
誰の力も借りず一人で頑張ります。

半分は自信がなくて雨粒のように、
涙でいっぱいになった
意気地なしである。









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