2025年11月の記事


南国の黄昏時
立冬は、二十四節気の一つで冬の始まる頃。
木枯らしが吹き、木々の葉が落ち、
北国では初雪の知らせが聴こえてくる。

立冬は秋分と冬至の丁度中間にあたり、
暦の上ではこの日から冬となる。

先月28日に引っ越して来た沖縄県は
日本の最南端、得に台湾から50キロの
与那国島が最南端で有る。

沖縄に来て12日目の昨日は29℃の
暑い日中で汗が流れ、夏が続いている
ようで夏服、冷茶を飲んで居る。

それでも夕暮れ時になれば吹く風が涼しい。
ランタナ、ブーゲンビリアが風に揺れ、
ふわふわふわり心が和む。

長年お世話になった伯母さんに電話すると、
「嬉しい!〇〇ちゃんから電話を貰うなんて!」
喜んで、近況を話し始める。

二番目のお孫さんが筑波大学の大学院に
合格した話、三番目のお孫さんは、

筑波大には行きたくない!と東京の大学で
勉強したいとの事。長女は海外留学している。

娘さんに似て勉強の好きなお孫さん達だと
関心するばかり。

「孫達は大和んちゅんが好きなのよ!」
可なり沖縄方言が入って聴き難い。

何年、沖縄に来て居ても、沖縄言葉は難しい。
言葉のアクセントも呑んびり尻上がりである。

一番信頼している友達は実家からお父様が
お姉様達に連れられて泊まりに来て居る。

暮れなずむ空を見れば南から群雲が
幾重にも浮かんでいる。

霜月と言うのに台風26号が
沖縄を通過する予報で今日から5日間
雨が続く。台風が近づけば大雨になると思う。

丘の上の郊外は静寂で誰一人歩いて居ない。
南国の黄昏時は寂しい。
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