「朝のプラットホーム」
<<インド>>--アグラ--


夜行列車が、夜が明けて途中停車した駅の朝の光景。

プラットホーム一面にに生えている樹木に、朝の光が映えて爽やかだった。

逆光の中を歩く人のシルエットが清々しい。

僅か10分ばかりの停車時間だが、外に出て思い切り深呼吸出来たのは、有難かった。

我々が乗車していた二等寝台車の、冷房の効き過ぎた車内から解放されて、かなり暑い外の空気が、却って体に心地良かった。

そんな贅沢な気分は、蒸し風呂のような隣の三等客車の人々に対しては、申し訳ない事のように思えた。