「朝の街②」
<<インド>>--ヴァラナシ--


活気を帯びてきた朝のヴァラナシの街の光景。

三々五々朝の街を行き交う人々の表情は様々である。

画面の中ほどに、白い制服を着た男の子が居るが、彼は今まで写真を載せていた女子生徒達と同じ学校に通う男子生徒であろうか。

学校から差し向けられるスクールバスならぬ、スクールリンタクを待っているといった感じである。

インドでは、結婚するまでは、男女が仲良く腕を組んで歩くと言う事は皆無であると言う。

昔の日本の男女七歳にして席を同じうせず、と言った風習があるようである。

従って男女がペアーで歩いているのは、全て既婚者であると言う事になる。

男同士が腕を組んで歩いている姿を見ると、彼等はホモではないかと思ってしまうが、自由恋愛が認められていないインドでは、男同士、女同士が仲良く歩くのは、当たり前の事だと、アラムさんが言っていた。