アフリカの歴史を読む。頭の中がいろんな王国名で渦巻く。とうとう植民地化に入っていく。ここからがむちゃくちゃな歴史の始まりである。
「きわめて英明なる存在である神が、こんなにも真黒な肉体のうちに、魂を、それも善良なる魂を宿らせた、という考えに同調することはできない」
これは、モンテスキューのことばである。(『法の精神』、1747年)
「黒色人種は最低であり、人種序列の階段の下に立っている。受胎したときから、動物的な特徴がニグロに刻印され、その知能は常にきわめて狭い枠の中から出ることはないだろう」
こちらは、フランスの人類学者ゴビノーだ。
その前までは、アフリカとヨーロッパは、相当程度友好的な関係も存在したのだが。
自由と平等とか、友愛とか、人権とか、そういったヨーロッパで生み出された言説が、いかに空虚で欺瞞に満ちたものであったか。
最近の戦闘のこととか、キリスト教とイスラムとか、オマーンやイエメン頑張ってたのに、とかいろいろ思うところはあるがまたいつか。
それにしてもやっとまだ半分か。
ちなみに黒人は、6000年前くらいに生まれたらしい。100万年とか 200万年とかのうちの 6000年。
そのうち、黄色人種から黄金人種とか生まれて、崇め奉られるかも。

PRIVATE GARDEN、いい。ずっと聴いてた。ECM のようで ECM じゃない。わかりやすい音、すぎるかも。