「本殿の彩色」
<<日本>>--川越--


国指定重要文化財である仙波東照宮本殿を、仰角で見た華麗な彩色の光景。

小高い丘の上に立つこの東照宮は、随身門を経て急な石段を上り、正門を抜けて拝殿に至り、更に幣殿を過ぎると、この本殿がある。

通常は正門にある鉄の扉が閉ざされており、中に入る事が出来ないが、土日だけは開門されてはいるものの、拝殿を外部から眺める事しか出来ない。

今回は家康生誕400年の記念行事として、300円の拝観料を払い、拝殿に上り内部を見学(撮影禁止)することが出来、更に拝殿横の石門を潜って、幣殿や本殿を外部から見学する事が出来たのである。

ボランティアの説明員が随所に居て説明をしてくれるので、とても良くこの東照宮の成り立ちを理解する事ができた。

徳川家の紋所、金色の葵の家紋が随所に貼り付けられており、本殿社屋の彩色は黒漆塗りを基調とした極彩色で飾られていた。