「夕焼けのリオ・グランデ」
<<スペイン>>--セビリャ--


暫く中断していたスペインシリーズに、年末年始の間移った。

矢張り、格調の高さから言うと、東南アジアは、ヨーロッパに対抗出来ないだろう。

白い街ミハスから約3時間半、セビリャに着いたのは既に夕暮れ時であった。

ホテルで夕食を済ませた後、リオ・グランデ川のナイトクルーズとなった。

セビリャは、フラメンコ発祥の地としても、歌劇「セビリャの理髪師」などのクラシックなどでも、日本に良く知られた街である。

リオ・グランデとは英語でグレート・リバー、つまり大きな川と言う意味である。

そう言えば、アメリカの西部劇で「リオ・グランデの砦」と言う有名な映画が有ったのを思い出した。

この赤く染まった空と川を眺めていると、ふと日本の今はどうだろうと、ちょっとした郷愁の念に捕われたのであった。