「日御碕灯台」
<<日本>>--松江--


晴れ間が覗いた空にそそり立つ、日御碕(ひのみさき)灯台の雄姿。

随分寸胴で、味気の無い灯台だなと思いつつ撮った一枚だが、後で調べてみて、この灯台の高さが43.65メートルで、東洋一の高さを誇る物だと分かって改めて見直した。

しかも建設されたのが、明治36年と言うから、人間で言えば既に107才と高齢であり、その古さも半端ではない。

光量が46万カンデラで、39キロメートル先まで光が届き、今でも現役で、荒海を行く船の安全を見守っている現役灯台なのである。

海面から灯台までの高さは、63.30メートルも有り、その割りに余り世に知られていないのが不思議なくらいである。

日御碕そのものが、私も此処に来て初めて知った次第であるから、まだまだ日本にも様々な名所が有るものだと、思いを新たにしたのであった。