「店先③」
<<インド>>--ヴァラナシ--


たくさんの男達が、店先に座り込んでいる。

しかし料理を作っているのは一人だけである。

あとの男達は、一体何をやっているのだろうか。

ナンの素材でも作っているのか、それともただ店先に座り込んで、ナンが出来上がるのを待っているお客なのであろうか。

いずれにせよ、異様な光景としか言いようが無い。
これでは我々にはちょっと怖くて、店に立ち寄る気が起こらない。

インドの男達は、一様に眼の鋭い人が多い。
これは生活環境から来るものなのか、それとも骨相的に、生まれ付き鋭いのか、判然としないが…