「何の車?」
<<ベトナム>>--ホーチミン--


朝のホーチミンの街を散策していると、見慣れぬ場面に遭遇する。

道路から歩道まで一杯に広がったゴミ袋かと思いきや、確かに右の方に有るのは、ゴミの様だが、男性二人が真っ黒になってビニール袋に詰めているのは、ゴミではないようだ。

良く見ると車の荷台から出して、袋詰めしているのは、木炭のようである。

これは一体何の目的で、こうして袋に小分けして詰めているのだろうか。

木炭を使用する家や店などが有って、そこに配給するための作業なのであろうか。

何とも訳の分からぬ彼等の作業ではあるが、日本では一部の暖房用以外には、もうほとんど使われなくなった炭だが、ベトナムではまだ需要が有るようである。

しかし、常夏の国であるから、暖房用ではないのであろう、兎に角不思議な光景ではある。