「防御壁」
<<スペイン>>--グラナダ--


アルハンブラ宮殿の回廊から眺める風景を、ズームアップしてみた。

グラナダの山側を拡大してみて、初めて分かったのだが、キリスト教徒などの外敵から街を守るために、防御壁が、山の上までずっと続いているのである。

嘗て中世の頃、この壁は作られたというが、万里の長城ほどではないにしても、矢張りグラナダも城郭都市であることに間違いない。

そして、街の中央には、優雅な街並みがびっしりと林立しているが、こんな山の中腹には、地形を利用した貧しい家屋が散見出来る。

何処の国にも、貧者は居るものだと、撮った写真を見て実感したのである。

編集 2maria2 : どの家が自分のかわからなくなるわね