「銅像」
<<スペイン>>--クエンカ--


クエンカの街を統治したと言われる王様の雄姿。

街の中に入り、ちょっとした広場の中央に、この銅像は鎮座していた。

馬に跨った王の銅像は、堂々としていて立派なので、かなりの年代を経ているの物だろうと思った。

しかし、現地ガイドのマリオ君の話だと、この銅像は5年前に設立されたばかりだと言うので、皆で何だと、大笑いしてしまった。

この銅像も、後数十年もすれば、それなりの歴史と重みを感じるようになるのかもしれないが、今はまだ出来立てのほやほやなのである。

彼の話だと、町の住民の希望と熱意による寄付によって、やっと実現した街の誇りの一つなのだと言う。