「戦艦ミズーリ号⑥」
<<ハワイ>>--オアフ島--


ミズーリ号の司令塔下の甲板で行われた、降伏文書調印式の様子を撮った写真。

1945年9月2日、東京湾上に停泊した戦艦の上で、日本は連合国に無条件降伏をした。

連合国側はマッカーサー連合国最高司令官以下、ソ連、中国、オーストラリア、カナダ、フランス、オランダ、ニュージーランドなどの連合国代表者、日本側は重光外相以下、梅津陸軍参謀総長などが、降伏文書調印式に参列した。

この日の演出効果を高めるために、敗戦国日本の代表団は、小船から甲板に上がり、マッカーサー元帥は司令塔から降りて来たのだという。

この日を持って、日本国は永久に戦争行為を行わないことを、世界に表明したのである。

戦勝国の一つである超大国アメリカは、今でも他国においてその国の支援と言う名の元に、戦争行為を行っている。

この地球上から、戦争行為が完全に無くなる日は果たして来るのだろうか。

第二次世界大戦の終了から65年、今でも沖縄の米軍基地問題で揉めているのは、皮肉な現実問題と言わざるを得ない。