「街の雑踏③」
<<インド>>--ヴァラナシ--


歩道の露店で売られているのは何であろうか。

玉子のようにも見えるが、それだけを売っているのも妙な話である。

露店の台の上には、商品が無造作に置かれ、店主も何処に居るのか分からない。

車道と歩道の間には、ゴミが散乱し、縁石もかなり破損している。

人はたくさん居るが、のんびりと思い思いのスタイルで、午後の一時を過ごしているようにも感じられる。

何事もあくせくしないのが、インド流午後の過ごし方と言ったところだろうか。