「シヴァ神の石像②」
<<インド>>--ヴァラナシ--


ヴィシュワナート寺院の室内に造られた、小さな祠に祭られているシヴァ神単体の石像。

暗くなると、豆電球でライトアップされるらしく、いかにも稚拙な装置が微笑ましい。

面白いのは、祠の上に描かれている、踊るシヴァ神の絵である。

インド各地の寺院には、踊るシヴァ神の絵や、像が数多く残されている。

此処に描かれているシヴァ神は手が4本あり、エネルギッシュに踊る様を表現している。

周りの赤い輪は、日輪を意味していると言われ、太陽と相俟って、シヴァ神はインドでは、エネルギーの源とされていることでも有名である。