「朝の街⑤」
<<インド>>--ヴァラナシ--


時刻は午前7時、まだ街灯が昼行灯の様に点いている。

地元の人には、毎日見慣れた朝の光景であろうが、旅行者の私には全ての光景が珍しく新鮮に映る。

サリーを着た女性、普段着の女の子、腰巻を巻いた男の子、街をパトロールする警官、肩からタオルを掛けている男性は沐浴に行くのだろうか。

何気ない朝の街の様子であるが、日本の同時刻は、街は会社に出勤するサラリーマンで溢れている頃だろうと思いながら、思いを巡らせて異文化の地を歩いていた。

こんな体験が出来る楽しさを感じながら・・・