「別れの時」
<<インドネシア>>--バリ島--


張子の虎に、遺体や故人が生前使用した物や供物など、さまざまな物が括り付けられ、荼毘に付される直前の光景。

火葬時の燃え盛る光景は、ワヤン君から送られたCDの中には無かった。

推測だが、恐らく彼の住む同じ村の人たちの火葬式だから、それを撮るのは忍びなかったのではなかろうか。

これらのたくさんの張子の動物達が、一斉に点火され、燃え上がる様はさぞ壮大なことであろう。
家族親族が、故人の昇天に手を合わせる姿が、目に浮かぶようである。


(謹告)
明日21日より、暫く日本を留守にします。
行き先はインドですが、今の時期彼の地は雨季で湿度も40度と蒸し暑く、かなりの体力勝負となりそうです。
良い写真が撮れればと思っていますが、帰国後はまたよろしくご厚誼のほどをお願いします。