「ワヤン君がやって来る�@」
--ウブド--


のどかなウブドの田園風景の中でのツーショット。

いよいよワヤン君の来日が近付いた。
来日の目的は、日本能楽研究家の第一人者である増田教授の招聘で、日本とバリの文化交流の橋渡しを彼にさせるための勉強である。

私の息子といってもおかしくない若い彼の能力は無限である。
それを増田教授が見込んだからだ。

バリ島の、のどかな村で生活する彼にとって、生き馬の目を抜くような東京の雑踏は、一体どんな風に映るのか興味深い所である。

無事の来日を待ちわびる私である。