「屋根」
--サヌール--


ホテルのレストランを上から見た光景。

アランアランと言う萱葺き屋根の一種である。
バリ島の大規模な家や、寺院などの代表的な屋根の形式である。

感じが日本の麦藁屋根に似ているが、似て非なるものが有る。
屋根の途中に隙間が有るが、厨房の煙や熱気を外に出す工夫がされているようだ。

屋根裏はたくさんの竹を縦横に縄で結んだ形がそのまま剥き出しで出ている。

太陽の直射日光を、屋内に入れない知恵なのであろう。

これだけ巨大な屋根を作るのには、かなりの手間暇が掛かるのではないだろうか。

日本の五箇山などの麦藁屋根の家も、村総出で屋根の葺き替えをする光景を目にするが、バリではどうなのであろうか。