「初冬の蔵の街」
<<日本>--川越--


暖かな初冬の川越蔵の街の光景は、戻ってきた観光客で賑わっていた。

新型コロナウィルスも、オミクロン株と言う新たな脅威は有るものの緊急事態宣言の解除で、街を散策する人々が増えて来た。

川越は東京から電車で30分と言う近距離にあり、この蔵造り通りを中心に好天の日は、ちょっと出掛けてみようかと言う手軽さから、近隣の観光客の街歩きで賑わう。

この重厚な蔵造りの建物は、明治時代の川越大火で街のほとんどが焼失した経験から、街の商人たちが競って火災に強いこれらの建物を建築したことから、このような重厚な建物群となって残っている。

この蔵造りの建物を保存するのには、この家に住む住民の並々ならぬ苦労はもちろん、市としてもその保存には力を入れており、電柱を地中化して広い空を実現したことなど様々な努力が払われている。

来年は川越市制100年という事もあり、コロナ禍が終息し盛大な行事が開催されることを願って止まない。