「参道」
<<日本>>--新座--


雑木林に囲まれた山門へと続く参道の光景。

今まで掲載していた現天皇陛下の皇太子時代に此処を訪れた時に残したお言葉の掲示版は、左手にある大きな案内図の先に有るのがお分かりいただけるだろう。

平林寺の入り口である総門の脇で、拝観料を払いまっすぐ進むと、山門が見えてくる。

この山門は筑後350年以上経つが、幾多の風雪に耐えて、今なお堂々たる構えを現存している。

山門内部の左右にある金剛力士像は、鎌倉時代に造られたものであり、禅宗では山門(三門)は「空・無想・無作」の三解脱門を表し、この門を潜ると迷いや煩悩から解放されると言われている。