「小さな露天商」
<<インド>>--アグラ--


これでも何かを売っていると思われる露天商の姿。

小さなテーブルを下水の上にセットして、彼は一体何を売っているのだろうか。

そばに寄ってじっくりと見てみないと、どんな商品を扱っているのか、理解することが出来ない。

それにしても、これで商売になるのかと思うと、不思議な国だなと感心する。

自分で工夫して作ったと思われるこの商品台の前で、裸足で店番をする男の姿は、凄みさえ感じられる。

彼の後ろには、彼の商売とは関係のないような様々な品物が置かれているが、何でも有りのインドの地方都市ならばこその光景である。