「露天商」
<<インド>>--アグラ--


道端で様々な雑貨や装飾品を売る露天商の親子の姿。

男性の脇に居る少女は、この露天商の娘なのだろうか。

日本でもお祭りや神社の縁日などに、道の両脇に露店の店がずらりと並ぶものである。

しかし最近では何を売るのか、商品や食品は品物が単一化され、客は自分の欲しいものが有る店に立ち寄るのだろう。

その点この露天商の商品は、種々雑多で見ていても飽きないほどの様々な品物が、所狭しと並べられている。

物余りが常態化している日本で不要になった品々を、インドに持って行って露店に並べたら、さぞかし飛ぶように売れるのではないだろうかと、詰まらぬ想像をしてみた。