「静寂(2)」
<<日本>>--川越--


夏を思わせる喜多院の境内にある筧。

平日の昼下がりの境内は、龍の口から流れ出る水音だけが響いて、静寂が広がっていた。

あてもなく散策するこんな静寂が支配する境内は、心が洗われるようで実に心地良い。


人ごみの広がる観光地化されたメイン通りより、静けさが漂う初夏を思わせる境内の方が、心が和むのは、年を取ってせいなのであろうか。