「いざ出陣」
<<日本>>--川越--


市役所前に勢揃いした山車が、それぞれの順路を目指して出発して行く光景。

川越市長の祭り開催の挨拶の後、10台の山車が1台ずつ徐々に市内引き回しを目指して曳かれていく。

山車を牽引するのは、それぞれの町内の祭り衣装を纏った子若衆から大人衆である。

午後3時頃から夜の9時まで、これらの山車は休むことなく市内を曳き回されるのである。

特に夜となると、山車にも灯が入り、町内の若衆たちが持つ提灯の明かりが輝き、祭りは一層の華やかさを増す。

23台の山車が街の随所で鉢合わせする毎に、曳っ交わせと称するそれぞれの山車の囃子と踊りの競演となり、若衆たちの歓声が響き渡り、祭りは最高調を迎えるのである。