「快適だった入院生活」
<<日本>>--川越--


先ずもってここ三週間、ページのメンテナンスが出来なかった事をお詫びしたい。

無事昨日腰部脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアの手術入院を経て、帰宅した次第です。

流石に外科の手術は内科の病気と違い、手術後翌日からまだ切除箇所の背中が痛いにも拘らず、リハビリを開始するのにはいささか閉口した。

幸い病室は8人部屋の大部屋であったが、窓際の関東平野や秩父連山が一望出来る、すばらしい景観の居所を支給され、満足の行く入院生活を送る事が出来た。

同じ窓際の隣りのベットに4ヶ月も入院している、牢名主然とした患者のO氏とは気が合い、暇を見ては病院内での様々な知識を教授して貰い、四方山話に花を咲かせた。


私には特別に医大三年生の20才のFさんが、看護士実習生として付き添いをされ、実にこまめに面倒を見てくれて、若くて明るく純粋な対応に、孫のような気持ちで接する事が出来、入院生活を一層楽しいものにして貰った次第である。

彼女の話で驚いたのは、神経外科の実習の時、90才の男性の面倒を見ていた際、見舞いに来た知人に、彼女を妻ですと紹介されてびっくりしたとの事、こんな若い女性を妻だと思い込んでいる恍惚の御仁は、ある意味幸せだなと思ったものである。