「時の鐘」
<<日本>>--川越--


城下町川越のシンボルとして、すっかりお馴染みになった「時の鐘」の光景。

この鐘楼は、徳川幕府時代の城主、酒井忠勝の命によって建立された。

川越大火の時、一時消失したが、街の商人を始めとした町民の浄財により、再建され今日に至っている。

昔は鐘楼下の鐘楼番人により、一日4回鐘が鳴らされていたが、今は自動化され、朝6時、正午、午後3時、6時に、鐘音が街中に響き渡っている。

この鐘楼下には団子屋が有り、昔懐かしい醤油団子が今でも売られている。


今は三代目のご主人が団子を焼いているが、私は初代の祖母の時代から知っており、二代目の店主の母親の時代には、年老いた彼女の団子を焼く姿を撮影して、その写真が入選した事がある。

今でも値段を上げることなく、1本60円で売られているので、チャンスが有ったら是非賞味していただきたい。